2021/05/10 23:23

大阪のオーダー家具屋さんISファクトリーです。当店の木工所では分譲マンションのオプション家具でテレビ台兼リビングボードや食器や家電収納兼キッチンカウンターを製作することもあります。


現在も賃貸マンションの下駄箱の製作と並行して、別の分譲マンションのオプション家具のオーダー製作をしております。

インテリアオプションは分譲マンションを契約した購入者様がマンション販売主が開催・斡旋するインテリアオプション相談会や説明会に参加して、主にオプション専門業者さんを通じてカーテンや家具や建具などオーダーするものです。

ISファクトリーでは、そういったオプション家具や中古マンションのリフォームなどを手掛ける業者様から依頼をいただき外注先(世間では下請けと呼ばれることが多い…)として製作をしますが、マンションを契約され引渡し前のお客様とは直接お取引をしておりません。

時折、オプション家具が高いので同じ仕様で製作可能かどうか、いくらになるか?等のお問い合わせをいただきますが、先付け家具はできないとご説明しております。その理由は 当店はマンション販売会社や施工会社と直接工事請負契約をしていないため、工事期間内に自由に室内に出入りして仕様書に無い家具を取付できないからです。

例えば、レストランでフルコースのお料理を注文し、スイーツだけは自分が連れてきたパティシエさんにその店の厨房に事前許可なく入ってもらう依頼が難しいイメージだと伝わりますか?

もしその見知らぬパティシエさんが入ることで食中毒を起こしたら保健所から営業停止されたり誹謗中傷など、店にもリスクが高いです。

マンション購入者に所有権が移ってからは管理組合の特別な制限がない限り、そこではじめてオーダー家具屋として納品できますのて受注製作可能になります。

ですので引渡し後、直ぐに引っ越ししたいからオプション家具と同様に家具の取付が全て終わっていてほしいというご要望には応えることができないためインテリアオプション説明会での業者様にご依頼していただくことを推奨します。これは戸建ての住宅メーカーさんの建てる家でも同様です。

ただ、戸建てやマンションのリフォームの際、工務店が指定する提携家具屋さんがない場合には工務店や大工さんの承諾を受けて打ち合わせをし、実際にダストボックス収納付きキッチンカウンターやテレビ台など納品実績もあります。

引渡し後、引っ越しまで時間にゆとりがある場合には、オーダーキッチン収納、食器棚、壁面収納やテレビ台などお見積もりと製作は可能です。

今日はオプション家具のフラッシュしたパーツの正寸カットや木口面を貼ったりと合間合間に納期に間に合うよう、かといって慌てて雑にならないよう気をつけています。また様子は形が見えてきた際に掲載いたします。