2022/01/28 23:57

本日は分電盤と呼ばれるブレーカーを取り付けるための下地を加工しました。
上の写真は横切り(台車)と言われる機械に鋸刃を4枚組み合わせて、板にしゃくりを入れる作業をしました。鋸刃を4枚合わせる事で、1回に削る幅を大きくして、時間を短縮することが可能になってくるからです。今回は3ミリの鋸刃を4枚合わせ鋸刃12ミリ幅で加工板に切り込みをいれていきました。

これが実際にブレーカーを取り付けた下地の板になります。写真の様に緑の板にはマス目が入っておりますが、これはある程度のブレーカーの取り付け位置を出すための目盛りの役割をしております。加工した板は全国に発送されあちこちの現場で使用されます。分電盤はどこの家庭でも使用されますが、そもそもどんな役割をしているかといえば、漏電があった場合、電気を急激に使いすぎた場合に自動的に電気が落ちる様に設定された機械をいいます。この機械が無ければ電気を使いすぎて火災になる場合もありますのでとても重要な役割を持っています。
今回は100枚の取り付け下地の加工をしましたので全国のどこかの家100世帯分を加工した事になります。自分の加工した板が全国の家庭で使用されると思うととてもワクワクします。
今日もありがとうございました。